【東京】株式会社ONE LIKE様が運営する審査制コミュニティ「COMMONS」の新規ロゴ制作事例。過去のデザイン発注での課題を乗り越え、相反する要素を両立させたデザインアプローチをご紹介します。
東京を中心とした審査制コミュニティを運営するONE LIKE様から、サービス内容の変化に伴う名称変更と、それに合わせた新規ロゴ制作のご依頼をいただきました。従来の名前であった「東京トリップ」から「COMMONS」への刷新にあたり、コミュニティの強みである高い品質(ブランディング)と、温かみのある親しみやすさを体現するデザインが求められました。本記事では、その具体的なアプローチとデザインの工夫をご紹介します。
【プロジェクトの概要】
クライアント: 株式会社ONE LIKE 様(東京都)
業種: SNSマーケティング支援・コミュニティ運営
ご支援内容:コミュニティ「COMMONS」のロゴデザイン制作
プロジェクト期間: 約1ヶ月
【ご相談の背景と抱えていた課題】
過去の不満を払拭する、相反する要素の絶妙なバランス調整
ONE LIKE様は元々「TOKYO TRIP」という名称でコミュニティを運営されていましたが、体験イベントや交流を中心とした活動へとサービス内容が変化したことに伴い、「共有の地」を意味する「COMMONS」への名称変更を決定されました。
実は、過去に別のデザイナーへ依頼した際、希望する品質やニュアンスがうまく形にならず、ご不満を抱えられていたという苦いご経験がありました。同コミュニティは完全審査制を敷いており、質の高い会場選びや治安の良さといった「安心感」を大きな強みとしています。そのため、「親しみやすさ」と「スタイリッシュさ」という相反する要素を両立させることが不可欠でした。カジュアルになりすぎず、かつクールすぎて入会のハードルを上げない、絶妙なバランスを捉える「真のプロフェッショナル」によるデザイン設計が強く求められていたのです。
【frontmanの提案・アプローチ】
「共有地の構造」を視覚化し、相反する要素を調和させるポジショニング戦略
ヒアリングを通して、ONE LIKE様が目指す「人々がぬくもりを感じることができる社会」というビジョンと、審査制による「安心安全で質の高い場」という特性を深くすり合わせました。そこでfrontmanでは、ロゴのポジショニングにおいて「クール(高級感)」と「親しみやすさ」の中間、かつ競合コミュニティと明確に差別化するための「独自性」に少し寄せた立ち位置をご提案しました。

デザインコンセプトは「共有地の構造」です。単なるアルファベットの羅列ではなく、COMMONSの頭文字である「C」そのものを「人が集まる空間」に見立てるアプローチをとりました。親しみやすさを表現するために全体に丸みを持たせつつも、あえて色は使わずに黒ベースの単色で制作することで、審査制コミュニティとしての品格とスタイリッシュさを担保。相反すると思われていた「敷居の低さ」と「質の高さ」を、1つのロゴの中で見事に調和させる戦略を描きました。
【制作物とデザインのポイント】
対話が生まれ、関係が広がっていく「囲いすぎないC」の形状

完成したロゴは、中心に大きく「C」を配置し、その内側に「吹き出し」の空間を設けたデザインです。この内側に生まれる吹き出しは、人と人の間に生まれる「会話や対話」を表し、単なる出会いが深い“関係”へと変わっていく場であることを示しています。
また、「C」の形状を完全に閉じた円形にするのではなく、右側に余白を持たせた「囲いすぎない形」にこだわりました。これは閉鎖的な箱ではなく、自然に人が集い、関係が外へと広がっていく「柔らかさと余白を持った共有地」を表現しています。
記憶に残るシンプルさと独自性のバランス
「1回見たら記憶に残るデザインにしたい」というご要望にお応えするため、極限まで無駄を削ぎ落としたソリッドなデザインに仕上げました。太く安定感のあるラインはコミュニティの強固な基盤(安心感)を示しつつ、ロゴタイプ(文字部分)には可読性が高く洗練されたフォントを合わせることで、大人のコミュニティにふさわしい知的さを演出しています。
【プロジェクトの成果・お客様の声】
納品後、新しいロゴはSNSや各種イベントのクリエイティブに展開されています。内製で高いクリエイティブ力を持つONE LIKE様の強みと相まって、「COMMONS」のスタイリッシュでありながら温かみのある世界観が、ターゲット層である20〜30代の男女に効果的に訴求できる強固なブランド基盤が整いました。
以前別のデザイナーさんにお願いした時は、こちらの思い描く細かいニュアンスがなかなか伝わらず、実は苦い思いをした経験があったんです。でも今回は、最初のヒアリングから私たちのフワッとした要望やブランドの核となる部分を深く汲み取ってくださって。上がってきたデザインを見た瞬間、『これだ!』と腑に落ちましたね。『スタイリッシュだけど親しみやすい』という相反する難しいオーダーだったと思いますが、絶妙なバランスで見事に形にしてくれて、さすがプロですね!本当にお願いしてよかったです!
【コミュニティ運営・リブランディングでお悩みの企業様へ】
「過去にデザインを依頼したが、イメージ通りにならなかった」「自分たちの強みをどう視覚化すればいいか分からない」といったお悩みを抱えていませんか?
frontmanでは、単に見た目の綺麗なデザインを作るのではなく、丁寧なヒアリングを通じてお客様のビジネスの「真の強み」や「過去の課題」を深く理解し、それを的確に解決するクリエイティブをご提供します。「親しみやすさと高級感の両立」など、形にしづらい抽象的なご要望も、プロフェッショナルの視点から最適なデザインへと昇華させます。貴社のブランド価値を最大化するリブランディングやロゴ制作は、ぜひfrontmanへお気軽にご相談ください。
コメント