株式会社Hi-Fi様が展開するビジネスコミュニティ「ツクリテクラブ」のロゴ制作事例。プロ意識の高い人材を惹きつけるため、「手(テ)」を象徴とした独創的なロゴタイプを提案。コンセプト設計からデザインのこだわりまでを解説します。
全国の志高いクリエイターやビジネスパーソンが集う場所、それが株式会社Hi-Fi様の運営する「ツクリテクラブ」です。本プロジェクトでは、単なる交流の場に留まらない「プロフェッショナル集団」としてのアイデンティティを確立するため、視覚的な象徴となるロゴ制作をご支援いたしました。コミュニティの熱量を体現し、一目で「腕に自信のある者が集まる場所」だと伝わるデザインが完成するまでの過程をご紹介します。
【プロジェクトの概要】
クライアント: 株式会社Hi-Fi 様
業種: ビジネスコミュニティ運営
ご支援内容: ビジネスコミュニティ運営
プロジェクト期間: 約1ヶ月
入賞: Hiiibrand Awards 2018 ファイナリスト作品
【ご相談の背景と抱えていた課題】
「誰でもいい」ではなく「プロ意識を持つ表現者」を惹きつける旗印が必要
株式会社Hi-Fi様が展開する新プロジェクト「ツクリテクラブ」は、自身のスキルに誇りを持ち、切磋琢磨し合えるプロフェッショナルが集まるコミュニティを目指していました。しかし、立ち上げ段階において「どのような層が集まる場所なのか」を視覚的に定義できていないという課題がありました。
安易に「楽しそうな交流会」というイメージが先行してしまうと、質の高いアウトプットを求めるプロフェッショナル層が敬遠してしまう懸念があります。自らの腕で道を切り拓く「ツクリテ(作り手)」たちが、一目見て「ここは自分のための場所だ」と直感できるような、重厚さと創造性が同居したアイデンティティの構築が強く求められていました。
【frontmanの提案・アプローチ】
腕に自信を持つ者たちが集い、互いの技を「書き足し」高め合う場を定義
frontmanは、コミュニティの名称である「ツクリテ」という言葉に含まれる「テ(手)」に着目しました。プロフェッショナルとは、自らの「手」によって価値を生み出し、責任を取る者たちです。今回の提案では、各々の「手」が集まることで一つの大きなコミュニティが形成され、さらにその中で知識や経験を「付け足し」「書き足し」ていくことで、個人のレベルアップを図るというストーリーを軸に据えました。
戦略の要としたのは、一般的なフォントを並べるだけのロゴではなく、未完成の余白を感じさせつつも力強い「ロゴタイプ」の構築です。これにより、コミュニティが常に進化し続ける動的な場所であること、そして参加者一人ひとりが主役となって「テ」を動かしていく能動的な姿勢を象徴化するアプローチをとりました。
【制作物とデザインのポイント】
視線を奪う独自の「テ」と、クリエイティビティを象徴する筆致

デザインの核となるのは、中央に大胆に配置された黄金色の「テ」の文字です。あえて特徴的なカタカナのフォルムを崩し、シンボリックな図形として昇華させることで、強烈なインプレッションを残すロゴタイプに仕上げました。
最大の特徴は、文字の上下に配された「手」のイラストレーションです。上の手が「テ」を差し出し、下の手がそこにペンを走らせる。この構成は、コミュニティが提供する「機会」と、参加者が行う「自己研鑽・アウトプット」の相互作用を表現しています。
規律ある「黒」と価値を生み出す「ゴールド」のコントラスト
また、タイポグラフィ全体の傾斜を揃えることで、プロ集団としてのスピード感と規律を表現しました。配色については、プロ意識の高さを象徴するソリッドなブラックを基調としつつ、「テ」の部分にのみ重厚感のあるゴールド(あるいはマスタードイエロー)を採用。これは、個々のクリエイターが持つ「黄金の腕(スキル)」が、このコミュニティにおける主役であることを示唆しています。

【プロジェクトの成果・お客様の声】
ロゴの公開後、コミュニティのビジョンが明確に伝わるようになり、当初の狙い通り「自分のスキルを活かしたい」「より高いステージを目指したい」という強い意志を持った方々から多くの参加希望が集まりました。視覚的な「旗印」が定まったことで、メンバー間の帰属意識も高まり、活発な交流と切磋琢磨が生まれる理想的なビジネスコミュニティとして成長を続けています。
【コミュニティ運営・ブランディングでお悩みの企業様へ】
コミュニティの成功は「誰が集まるか」で決まります。そして、集まる人を決めるのは「言葉」以上に「ビジュアル」の持つ説得力です。frontmanは、表面的な綺麗さだけではなく、その組織が持つ哲学や熱量を解釈し、ターゲットの心に深く刺さるデザインを提供します。
「プロ意識の高い層をターゲットにしたい」「独自の存在感を確立したい」とお考えの運営者様は、ぜひ一度frontmanにご相談ください。あなたの想いを、確かな形へと昇華させます。
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